ライブ配信で稼ぐには?男ライバーとして活動してきた僕が語る、リアルな5つの戦略
TikTokライブやインスタライブ、17LIVEにPococha──今やライブ配信は誰でも始められる時代。
スマホひとつで配信できて、うまくいけば応援(=ギフト)で稼ぐこともできる。夢あるよね、ほんまに。
でもな、「顔がいいから稼げる」「おもろかったら人が集まる」──そんな簡単なもんちゃう。
それだけやと、継続して稼ぐのはしんどい。
僕は男ライバーとして活動してきた。
男の配信者は正直、スタート時点でちょっと不利。でも、ちゃんと戦い方を工夫すれば、リスナーもついてくるし、収益も伸びていく。
今回は、僕が実際に経験してきた中で感じた「ライブ配信でリアルに稼ぐための5つの戦略」を紹介するで。
- ライブ配信で重要なこと
- 簡単にできるからこそ差別化
- 居場所としてのライブ配信

稼ぐっていうんだから、考えないと!
見てもらうんじゃなくて「応援されること」が大事や
ライブ配信って、「どれだけの人に見られたか」より、
「誰にどれだけ応援されたか」が結果を左右する世界やねん。
フォロワー数が多くても、誰もギフト投げへんかったら意味ない。
逆に、少人数でも毎回応援してくれる“推し”がいれば、ちゃんと稼げる。
- コメント拾う
- 名前呼ぶ
- ギフトもらったら全力で喜ぶ
- 小さいことでも「ありがとう」を忘れへん
こういうのって当たり前に見えるけど、できてない人多い。
“見られる人”やなくて、“応援される人”にならなあかん。
男ライバーこそ「キャラの立て方」で勝負せなあかん
女性ライバーと違って、男ライバーは“可愛いだけ”では勝たれへん。
せやからこそ、「自分だけのキャラ」を作って覚えてもらうことが大事。
僕の場合は、素の自分で勝負した。無理に盛らん。ちょっと真面目で、でも話すときはリスナーと同じ目線で。
そうやって距離感を近づけていくうちに、「話しやすい」「なんか安心する」って言ってもらえるようになった。
尖ったキャラを作る必要はないけど、
- 声に特徴がある
- 笑い方がクセある
- 趣味が濃い
- ギャップがある
こんなんでも、ちゃんと個性になる。
キャラを「盛る」んやなくて、「活かす」ことを考えてみてな。
一見さんより「常連さん」を大事にせな稼げん
ライブ配信で稼ぎたいなら、“固定のファン”をつくること。これに尽きる。
配信を見に来るだけの人はたくさんおる。でも、それだけじゃ稼げへん。
毎回来て、毎回コメントして、たまにギフト投げてくれる人。そういう人が何人いるかが勝負や。
そのために僕がやってたことは──
- 毎回来てくれる人の名前を覚える
- コメントで積極的に絡む
- SNSでもちょこっと交流(Xでのやりとりとか)
- 配信内に“参加できる仕掛け”を用意する(例:ギフトで名前呼ばれる、ミニゲーム、ランキング)
「自分のこと見てくれてる」ってリスナーが感じる瞬間、ファン化が始まる。
ファンになってもらえたら、ギフトは自然とついてくるもんやで。
配信は「構成」で差がつく
なんとなく喋ってるだけやと、リスナーはすぐ離れていく。
ちゃんと“流れ”を作ってこそ、最後まで見てもらえる。
僕は毎回こんな流れで配信しとった:
- 最初の5分:自己紹介+今日のテーマ(なんでもいい。雑談ネタでもOK)
- 中盤:リスナー参加型の話題(コメント質問、即興ゲーム)
- 終盤:コメント返し+ギフトのお礼+次回の予告
この流れがあると、「あ、この配信ちゃんと考えてるな」って思ってもらえる。
見てる側からしたら、グダグダより“流れ”がある方が心地ええんよ。
あと、見た目の印象もかなり大事。
- 顔が暗くならんように照明調整
- 背景は片づけて清潔感
- 音割れないようにチェック(スマホでも十分)
こういう“見せ方”で、あなたの本気度はちゃんと伝わる。
最後はやっぱり「人間力」がモノを言う
ライブ配信で一番強いのは、人として応援されることや。
これは男女関係ない。ほんまにそう思う。
- 素直なリアクション
- リスナーをちゃんと覚えてる
- ギフトもらったら心から「ありがとう」って言える
- 調子悪い日も正直に話せる
こういう人に、リスナーはついてくる。
かっこつけへん。飾らへん。ありのままで向き合う。それが一番の武器や。
僕自身もそう。無理してキャラ作ってた時期より、自然体で話しだしてからの方が、ギフトも増えたし、応援してくれる人も増えた。
ライブ配信は「自分の物語」を届ける場所
男ライバーやからって、稼がれへんわけちゃう。
やり方をちゃんと考えて、リスナーとの信頼関係を育てていけば、絶対に結果は出る。
「この人、なんか好きやな」「応援したいな」って思ってもらえたら、それがあなたの“強み”になる。
ライブ配信は、ただの画面越しの会話やなくて、人と人とのつながりを作る場所や。
あなたにしか語られへんこと、伝えられへん気持ちを、配信を通して届けてみてほしい。
そしていつか、「あなたの配信が、誰かの居場所になる」──そんな日がきっと来るから。
